銃を安全に扱うコツ

常に弾が装填されていると思って扱うこと

エアガンはリアルの銃をできる限り模倣しているため、リアルの銃においてアメリカ海兵隊のジョン・ディーン・ジェフ・クーパー氏が提唱した安全管理4原則がきちんと当てはまります。
この人の言葉をそのまま引用すると「All guns are always loaded.」となりますが、意味は常に弾が装填されていると思って扱うことです。

基本的にこの安全管理4原則は銃器を扱う上での想定外の負傷や死亡を防ぐことを念頭にしており、その負傷や死亡に繋がってしまうトラブルを徹底的に防ぐことを目的としています。
この「常に弾が装填されていると思って扱うこと」というのは「弾が抜けていると思っていたら実は入っていた」ために発生するトラブルを防止するという意味があるのです。

常に暴発に備えること

こちらはジョン・ディーン・ジェフ・クーパー氏の言葉を引用すると「(Never let the muzzle cover anything you are not willing to destroy.」となります。
正確に翻訳すると「銃口は破壊したくないもの以外に向けてはいけない」になりますが、かみ砕いて説明すると暴発が発生してしまったときの負傷や死亡を減らすための原則です。
エアガンも暴発するリスクは必ずありますので、この原則は絶対に守らないといけません。

サバイバルゲームに初めて参加するという人でも、銃口を向ける方向は強く意識してください。
慣れていないと味方が横切るときに安全な方向に銃口を外すことを忘れてしまいますが、強く意識して癖にすることで自然に実行できるようになります。

基本的にトリガーから指を離しておくこと

こちらもジョン・ディーン・ジェフ・クーパー氏の言葉を引用すると「Keep your finger off the trigger until your sights are on the target.」となります。
これは直訳すると「照準がターゲットに当たるまで、トリガーから指を離します」となりますが、要するにトリガーに指をかけるのは最小限にすることとなるのです。

何度も触れているように安全管理4原則は負傷や死亡に繋がってしまうトラブルを徹底的に防ぐことを目的であり、これも暴発によるトラブル防止となっています。
サバゲー用語では「指トリガー」と呼ばれる動作であり、初心者の方がよく注意される項目でもあるのです。

打つ場合にはクリアリングを忘れずに

こちらもジョン・ディーン・ジェフ・クーパー氏の言葉を引用すると「Be sure of your target and what is beyond it.」になります。
こちらの言葉を要約すると「標的とその向こうに何があるのかを把握しておくこと」となるでしょう。
要するにターゲットだけを意識するのではなく、標的の周りに射撃してはいけないものがどれだけ存在しているのかをきちんと把握して周辺被害が発生しないためのルールとなります。
実際の軍人における射手は標的を確実に識別して確認するための教育が施されており、標的以外にも上下左右や前後も意識して確認しています。