スナイパーライフルのおさらい
名前からもなんとなく推測できるように遠距離から1発で標的を打ち抜くことを目的に作られた狙撃専用銃です。
1700年代にマスケット銃が登場したことでも遠距離という概念は多少うまれたと言われていますが、実質的な射程距離は50m程度で精度も低くまだまだ狙撃と言えるレベルではありません。
技術が向上し射程距離が200m程度になってから真価を発揮します。
狙撃銃が真価を発揮するのは第一次世界大戦といった大きな戦争で、特に第一次世界大戦では超距離射撃は戦術的に有効であり優れた射手がいれば戦果があがると考えるようになります。
この考え方は第二次世界大戦にも引き継がれ他の銃のパーツから精度の高いスコープが装着され本格的な狙撃手としての運用が始まるのです。
現在では非常に高性能な狙撃銃が次々と誕生し、銃の種類も増え続けています。
オートマチックタイプの特徴
まずオートマチックとは自動装填という意味があり、弾丸の装填が自動で行われることが特徴となっています。
第一次世界大戦までは主力ライフルが発射の度に遊底(ボルト)と呼ばれる部分を自分の手で動かして空薬莢を排出して次弾装填するというボルトアクション式のライフルが用いられていました。
このボルトアクション式のライフルはいちいち薬莢を排出して次弾装填するという動作が必要だったこと、そしてこの動作を素早くこなすには慣れと訓練が必要という欠点があったのです。
この欠点を解消するために導入されたのがオートマチックタイプのライフルで、こちらは狙いさえつけることができれば複雑な動作はいらずに撃つことが可能となっています。
ただし、スナイパーライフルにのみ注目するとボルトアクション式のライフルがやはり現実的であるという声も多いです。
最大の理由はガス圧や反応を利用したセミオート式のライフルでは発射をする度にブレが発生してしまうので、遠距離の狙撃には向いていなかったのです。
このブレを減らすためにはかなり高度な製造技術が求められており、オートマチック方式のスナイパーライフルはかなりの高額になっています。
目標が一人ではなくても対応できるといったメリットがあり近距離用と遠距離用のスコープや標準器を用意すれば遠距離以外でも対応できるというメリットもありますし、高額のスナイパーライフルならデメリットも消せるので最高の銃という声も多いのです。
代表的なオートマチックスナイパーライフル
代表的なオートマチックスナイパーライフルはいくつかありますが、その中でも代表作は「KAC SR-25」でしょう。
ナイツアーマメント社の「SR-25」は最高傑作であるという声も多く、電動ガンで再現した「KAC SR-25 フルメタルG2電動ガンBlack」もかなり人気があります。
在庫切れになることが多いので注意してください。
エアガンでの長距離射撃は無理でも!
実銃では超長距離射撃が可能となった現代社会ですが、エアガンを用いるサバゲーではそこまでの出力が出ませんので長距離射撃はできません。
それでもスナイパーの気分を味わえるために求める声が多数出ているモデルでもあるのです。