デザートイーグル

デザートイーグルとは?

デザートイーグルとはアメリカのミネソタ州にあるM.R.I.リミテッド社が発案し、同じくミネソタ州にあるマグナムリサーチ社が設計士、イスラエルを代表する兵器会社のイスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社で生産と改修が行われている大口径ハンドガンです。
元々はマグナム弾を発射するために頑丈かつ強固な拳銃を作るというコンセプトによってできあがった銃で公的機関において採用されるような常用される銃というカテゴリーからは逸脱していました。

しかし、圧倒的な破壊力とパワーそして実用性をなんとかミックスされてできたこのハンドガンはフィクションの世界から出てきたと表現されることも多く日本でも海外でもロマン銃の一つとして扱われています。
その結果「世界最強のハンドガン」という地位を確立し、強いけどものすごく扱いにくいハンドガンの代名詞となったのです。

破壊力と実用性やメンテナンス性をうまくミックスさせるためにかなりの紆余曲折があり、1979年に発売された.357マグナム版は排莢不良や次弾装填不良が多発してしまったのでロマンを求めすぎた結果扱いにくすぎる評判の良くない銃になってしまいます。
この.357マグナムを発表した後にマグナムリサーチと契約しさらにイスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社で改良が行われることで少しずつ使えるロマン銃になっていくのです。

その地位が確立されたのが.44マグナム版、こちらは薬莢が太く安心して撃てるロマン砲として爆発的人気を博します。
この人気の高ぶりから様々な映画や漫画などに登場するようになり、日本人にも知られる銃となってくるのです。
さらに.50AE版が登場することで大口径マグナム自動拳銃の地位を確立することに成功しました。

デザートイーグルの特徴やクセ

デザートイーグルの特徴はハンドガンとは思えない大きさやごつさ、そして重さを誇っていること、それらの見た目から放たれる圧倒的な破壊力です。
典型的なロマン砲のハンドガンとなっておりキャラクターもわかりやすすぎる銃なので、オートマチック拳銃における最大サイズの弾薬をハンドガンで撃つ姿に憧れている人はサバゲーでもデザートイーグルを求めます。

基本的なハンドガンは9mmパラベラム弾といった弾薬を使うのですが、デザートイーグルの.50AE版の弾は直径12.7mmとサイズが大きく異なっているためキャラクターがこれだけでも良く出ていると言えます。
また、あまりにも威力が高すぎるロマン銃のためにフィクションの描写で体格ができていない人が撃つと肩が外れるといった描写がありますが、正しい射撃体勢を維持すれば女性でも怪我することなく撃つことができます。

デザートイーグルの種類

デザートイーグルには.357マグナム版や.44マグナム版や.50AE版以外にも.41マグナム版や.41AE版や.440CB版が存在します。
実際にサバゲー用のエアガンとしてラインナップされることが多いのは.50AEとこの.50AEのカスタマイズモデルです。

わかりやすいキャラクター性を持つ銃

とにかく破壊力を求めている方々にとっての最強のハンドガンと言えばデザートイーグルです。
その地位はS&W社のM500の登場によって譲ってしまいましたが、ロマン銃としての地位を確立した大人気銃です。
某ゾンビゲームにも登場する銃器であり、日本でも愛される銃なのでサバゲーにも持ち込む人は多いでしょう。